毎年の花粉症状で困っている方、アレルギー症状で困っている方に、『舌下免疫療法』がお勧めです。
舌下免疫療法は、100%効果があるという夢の治療法ではありませんが、7〜8割の方で症状改善の効果があり、スギ花粉症やダニアレルギーの根本的な治療(=体質改善)が期待できます。
毎年の花粉症状で困っている方、アレルギー症状で困っている方に、『舌下免疫療法』がお勧めです。
舌下免疫療法は、100%効果があるという夢の治療法ではありませんが、7〜8割の方で症状改善の効果があり、スギ花粉症やダニアレルギーの根本的な治療(=体質改善)が期待できます。
また、2014年秋よりスギ花粉症の方に対して、スギ花粉のエキス“シダトレン”による舌下免疫療法が使用できるようになりました。現在(2017年)はシダトレンが使用できる年齢は12歳以上が適応なため、中学生以上のお子さまか、成人の方が適応となります。治験が行われておりますので、数年後に5歳以上からも使用できるようになります。→2024年には5歳以上のお子様も保険適応となり、お母さまやお父様など大人の方もご一緒に治療ができるようになりました。
抗ヒスタミン薬内服や点鼻、点眼は症状に対しての治療(いわゆる、“対処療法”)でしたが、舌下免疫療法はスギ花粉のエキスを飲むことによって、スギに対して体を慣れさせるという、体質改善を目指すものです。かつては、皮下免疫療法という、週1回ほど通院して、スギの成分を皮下に注射して、体質改善を目指しておりましたが、これの治療の開始と継続(少なくとも数年間)には、かなりの労力と根気が必要でした。免疫療法が皮下から舌下に代わり、免疫療法へのハードルが下がり、より身近なものとなったのは、画期的な改良です。
当院では、舌下免疫療法を含め、アレルギー性鼻炎に対して診察・検査・処方を行っておりますので、お子さまも、成人の方(お母さま、お父さんなど)も、お困りの方は、ご遠慮なく、ご相談下さい。→削除??
舌下免疫療法を開始するみなさま
A 軽度で耐えられる症状がでた場合
・口腔内のピリピリ、かゆみ
・舌下部位の一時的な発赤や腫脹
・舌のピリピリ、かゆみ
・眼のかゆみ
→ 様子見で継続
B 強めで耐えられない程の症状がでた場合
・喉のかゆみ、痛み、イガイガ
・お腹の違和感や痛み、嘔吐
・耳の中の強いかゆみ
・眼の充血や強いかゆみ
・鼻水、くしゃみ、鼻閉の悪化や症状に改善がない場合
・舌下後20-30分以上、かゆみや違和感の症状が継続する場合
→ 1、吐き出し法(飲み込まない)、飲水&うがい(舌下後すぐに)
2、抗ヒスタミン薬(アレルギー薬)内服 → 30分後に舌下
3、4分の1錠に分割・減量して舌下
C 強めで緊急の症状がでた場合
・呼吸や息が苦しい、ゼーゼー
・意識を失う、顔面が蒼白
・繰り返す嘔吐や強い腹痛が持続して改善しない
・全身の蕁麻疹
→ 救急車にて救急病院受診を
舌下免疫療法を開始するみなさま
A 軽度で耐えられる症状がでた場合
・口腔内のピリピリ、かゆみ
・舌下部位の一時的な発赤や腫脹
・舌のピリピリ、かゆみ
・眼のかゆみ
→ 様子見で継続
B 強めで耐えられない程の症状がでた場合
・喉のかゆみ、痛み、イガイガ
・お腹の違和感や痛み、嘔吐
・耳の中の強いかゆみ
・眼の充血や強いかゆみ
・鼻水、くしゃみ、鼻閉の悪化や症状に改善がない場合
・舌下後20-30分以上、かゆみや違和感の症状が継続する場合
→ 1、吐き出し法(飲み込まない)、飲水&うがい(舌下後すぐに)
2、抗ヒスタミン薬(アレルギー薬)内服 → 30分後に舌下
3、4分の1錠に分割・減量して舌下
C 強めで緊急の症状がでた場合
・呼吸や息が苦しい、ゼーゼー
・意識を失う、顔面が蒼白
・繰り返す嘔吐や強い腹痛が持続して改善しない
・全身の蕁麻疹
→ 救急車にて救急病院受診を