アレルギー性鼻炎はくしゃみ、鼻水、鼻閉を主症状とするアレルギー反応による病気です。ハウスダストやダニによる通年性のものと、スギやヒノキによる季節性のものと2つあります。場合により、両方合併していることもあります。
治療の必要性は、血液検査で反応があるから治療というわけではなく、症状に応じて行います。基本的には日常生活に支障があるかないかが、治療開始の判断基準の一つになります。内服薬や点鼻薬を使用してコントロールしますが、内服薬は眠気の副作用がありますので、効果と副作用との兼ね合いをみる必要があります。抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)は10種類以上あり、一般的な効果の強さや副作用の強さの傾向はありますが、効果と副作用には個人差もありますので、効果あり&副作用少ない薬と言った、その方で相性が合う薬を選ぶことが大切です。